早春の花、華やかに開花

2月も今日が最終日、園内はあるの日差しがとても心地良いです。
早春の花も目覚めて美しく花開いています。

ロックガーデンの春の妖精たち

ユキワリイチゲ（雪割一華）




セツブンソウ（節分草）




フクジュソウ（福寿草）


バイカオウレン（梅花黄連）


あじさい坂のオオバマンサク（大葉満作）




天津の森の花々
ウメ








ソシンロウバイ（素心蝋梅）




シナマンサク


リガの森奥のヤブツバキ


展示林の太郎冠者（有楽椿）


春を感じながら世界の森を気持ち良く散策してくださいね。

お雛様クラフト開催しました

2月19日（日）、森林植物園の木の実など使ったお雛様クラフトを開催しました。
見本はありますが、多くの木の実材料から好きなものを選んで、オリジナルの作品作りです。


見本はこんな感じです。
　　　

今回はかわいいお客様が、かわいーい作品をつくってくれました。
　　
　　　　　　　　　　　　　　

台に据えるタイプとリースタイプ、皆さん２作品作成され、楽しそうに参加していただきました。
参加された皆様、どうもありがとうございました。

上を向いて歩こう

世界の森の中を上を向いて歩きませんか。







空に向けて伸びる木々の姿が神々しいです。













冬ならではの凛とした森のお奨めの楽しみ方です。






森の中に現れたハートの形、見えますか？




木や森によって異なる魅力的な姿をご覧ください。

首が痛くならないように気をつけてくださいね。

早春を彩る花たち

早春の園を様々な花たちが彩っています。
おすすめスポットはロックガーデン、天津の森、ウサギ園です。
木々の花としては天津の森で開花中の花は、

ウメ


シナマンサク


ソシンロウバイ


ウサギ園ではロウバイが開花中。


そのほかの花木では、
タロウカジャ（太郎冠者）はコナラ広場のすぐ北側で開花中。


オオバマンサク（大葉満作）はアジサイ坂のそばで満開です。


草花ではロックガーデンでスプリングエフェメラル（春の妖精）などが開花中。

セツブンソウ（節分草）


ユキワリイチゲ（雪割一華）


フクジュソウ（福寿草）


健気に咲く花たちに出会ってくださいね。

自然観察講座

本日は毎月恒例の自然観察講座を開催しました。
ご参加いただいた方々、ありがとうございました。

月１回の開催で、今年度11回目となりました。

本園の名物職員が講師となり、季節ごとに移り変わる自然の話題を楽しく学べる座学と、園内を歩きながら実際に植物を見て触って解説を聞ける観察会の2部構成です。

今回は植物の葉や花が冬を過ごす姿である「冬芽」の話題を中心とした講座でした。

非常に人気の講座ですので、興味のある方は是非参加してみてください。

1ヶ月前よりご予約を承っています。








また、日曜・祝日にはボランティアの方々による園内散策会もございます。
10時半と13時半の2回、約１時間の予定で植物の解説を聞きながら園内散策をお楽しみいただけます。
参加無料ですので森林植物園にお越しの際は是非ご参加ください。

森林植物園、77歳になりました

2月11日は建国記念日、そして森林植物園の誕生日です。
今年77歳になりました。
77年前の今日（1940年2月11日）、世界の木々を集め、原産地別に森として生態展示する樹木中心の植物園づくりが六甲山の一角でスタートしました。







戦時中の大変な時期も中断せず造り続けていました。市も国もそれを公に是としていました。財源は六甲山の木々を燃料などとして販売したものらしいです。
食べるのさえも大変な時期にも植物園を作っていたという事実。先人の思いの強さ、行動の凄さがそこにあります。





もちろん、現在も世界の森を育成中です。
「世界の木々を原産地別に生態的に展示」というのが最大の特徴で日本では稀有な存在の植物園です。そして世界の森づくりというとてつもなく時間のかかる取り組みをしています。まだ、77年、これから50年後、100年後・・・、年月を重ねて、どんな森が育っていくのか楽しみです。
このような植物園を創造しようとした先人の発想と先見の明に驚くとともに感謝の気持ちです。
是非、世界の森で、森ごとに違う姿、空気感を四季折々に五感で味わっていただきたいと思います。

春来祭とバレンタインハイキング

春来祭(はるきさい)を明日(2/11)から開催します。



一時的に寒波が来たりしていますが、園内では春の気配を感じるようになりました。
着々と春が近づいているのが目に見えてわかります。
早春を告げるスプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれる清楚な花が開花してきました。





園を彩り良い香りを放っているのは見ごろを迎えたロウバイ、ソシンロウバイ。
まず咲くことから名づけられたマンサクも開花し始め、見どころも沢山あります。
春来祭では期間中(2/11〜3/20)早春の世界の森を楽しんでいただくための様々な催しを開催いたします。
主要な催しをご紹介します。

・バレンタインハイキング(2/11・2/12)
　北神急行電鉄谷上駅、弓削牧場、すずらんの湯、森林植物園の二か所以上を巡って、お得な特典をゲットしてください。



・真野響子名誉園長といっしょに凧揚げ大会(3/20)
広々とした多目的芝生広場で自由に凧上げをします。ユニークな凧やよく上がった凧などには賞も用意しています。午前中には「親子で和凧づくり教室」(事前申し込み必要)も開催します。

その他、観察会や探鳥会、クラフト教室など盛りだくさんの催しを予定しています。



世界の森で一足早い春をお楽しみください。

雪景色

この冬は雪の降る日が多いです。



交通に支障がでないぐらいの薄っすらした雪化粧なので、
美しい素敵な雪景色が何度も見られるのはうれしいものです。







雪化粧した世界の森の素敵なシーンをお楽しみいただきたいと思います。

白い花が咲いたような雪の花





真っ赤なサザンカに白い雪





写真撮影にぜひご来園ください。

今日のような天候の場合はノーマルタイヤでも当園にご来園いただけます。

冬芽観察と七草粥

「冬芽観察と七草粥」を旧暦の七草に近い日曜日の今日（2/5)開催。
あいにくの雨模様の天気でしたが、多くの方にこの時期の季節感を五感で感じていただきました。



冬の植物たちの姿、生き様について室内で学んだあと





ガイドボランティアの案内で現地で実際の植物を観察、





春の七草のうんちく話と七草囃子の体験。





いよいよ七草粥をいただきます。





あつあつで良い風味、お粥で心身に温かみがじわっと滲みわたります。
達人の手作りのお漬物もおいしい。
お腹も心もほっこり。
皆さん笑顔で園を後にされました。
多くの方々にご参加いただきありがとうございました。
ところで、当園のフェイスブックに読者の方から、なぜ正月明けではなく、この時期に七草粥なのかとご質問をいただきました。
確かに現代では1月7日頃に七草粥を食べますね。
でも、七草粥の風習は旧暦の時代から行われていますね。旧暦と新暦では一か月近いずれがあります。そこで、植物園の当園としては、より当時に近い時期に開催することにより、昔の人が気候や植物の姿等どのような自然の状態で七草の行事を行っていたかをより近い姿で体験していただこうと考えました。そして、旧暦の七草に近い日曜日の今日開催しました。
この行事は来年も開催しますので、ぜひ予定に入れておいてくださいね。

セツブンソウ(節分草)が開花

今日(2/3)は節分ですね。
節分と言えば、豆まき、いわし、恵方巻き、そして、植物関係ではヒイラギ(柊)を連想される方が多いと思います。
当園では今日、この日を待っていたかのようにセツブンソウ(節分草)が開花しました。



節分の時期に開花するのでこの名前が付けられました。当園では通常はもう少しあとに開花するのですが、今年は開花が早いです。やはり、この冬は植物にとっても暖かいのでしょうね。
このセツブンソウをはじめ、春の短い期間に姿を現して、花を咲かせ、地上から消えていく植物を総称して「スプリングエフェメラル(春の妖精)」と素敵な名前で呼ばれています。
正月飾りの寄せ植えに使われるフクジュソウ(福寿草)もその一つです。



開花間近のユキワリイチゲ(雪割一華)。



これから春の妖精たちでにぎやかになるロックガーデンで、早春の息吹きを感じてください。

今、ロックガーデンで開花中の清楚なバイカオウレン(梅花黄連)もご覧くださいね。