森林植物園は「つつじ・しゃくなげ散策期間」開催中のため、無休で開園しております。
是非美しく咲くツツジ・シャクナゲたちに会いに来てください!!
園内はすっかり春景色で、数々の花々が咲き誇っています。
本日は園内を歩いていると「ハルゼミ」の鳴き声が聞こえてきました。
セミと言えば夏といったイメージがありますが、ハルゼミは名前の通り春に成虫が出現します。
松林を中心に生息しているこのセミは、声こそ聞こえますが、小さく、黒色をしており、しかも高い枝に止まっていることが多いため見つけるのは意外と難しいです。


写真は標本です。
都心部ではみられないセミなので、森林植物園に来た際はその鳴き声を楽しんでください。
さて、園内の足元で見られる植物をご紹介します。
これは「カキドオシ」という植物です。


園内の色々なところで見られます。
垣根も越えていくほどよく伸びることからこの名前がついたそうです。
本当に余談ですが、自宅にカキドオシ茶があります。おいしいです。
次は「ムラサキサギゴケ」です。ただ単に「サギゴケ」とも呼ばれます。


園内随所で見られます。
鳥のサギに似ているためにこの名がつけられたようですが、どうでしょう?似ているでしょうか?
次の紫の花は「キランソウ」です。


別名を「ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)」と言います。
こちらも園内の色々なところで見られます。
なんとも怖そうな名前ですが、地面にへばりつくように生える姿や、薬ととして利用され「地獄の釜にフタをしてしまうほど病気がよく治る」というようなことから名づけられたようです。
ただ、薬としての効用は民間療法の域を出ないようです。
ゴールデンウィーク後半はあまり天気が優れない予報ですね。
予報が外れ、良い天気になったらいいなーと思います。