これからはジメジメシトシトと嫌な時期が続きます、、、、、が!!
アジサイが見頃を迎える時期でもあります!!
これからどんどんと様々なアジサイが見頃を迎えていきます。
現在見頃を迎えている「シチダンカ」というあじさい
「幻のあじさい」と言われています。
漢字で書くと「七段花」となります。
江戸時代にシーボルトというドイツ人が『日本植物誌』という本に精細な絵を載せていましたが、なぜかそれ以降は見られることはありませんでした。
その後、約130年の時を経て、六甲山で再発見されました。現在見られる株はこの株から挿木で増やしたものです。
両性花(中心の小さな花)は早くに散ってしまいますが、小さな星のように見える装飾花(外側の大きな花)は長く楽しめます。
あじさい園の奥側で見られます。
こちらは「ミヤマヤエムラサキ」です。
漢字では「深山八重紫」と書きます。
発見された当初はこちらも「シチダンカ」と名付けられたそうですが、後に改名されてミヤマヤエムラサキと呼ばれています。
こちらもあじさい園で見られます。
「クロヒメアジサイ」も見頃です。
日本のアジサイの中で一番早く色づき始めると言われています。
名前は江戸時代頃には濃い紫色のことを「クロ」と呼んでいたことに由来するそうです。
新しい枝や花の色が濃い紫色になります。
あじさい園の他、多目的広場外周路の西洋あじさいえん側でも見られます。
「ベニガク」も咲いています。
現在は白色ですが、日が経つにつれて名前の通りの紅色へと移り変わります。
花弁の大きな鋸歯(ギザギザ)が可愛らしいですね。
あじさい園で見られます。
そして、今年もまるで梅雨入りに合わせたかのようなタイミングでモリアオガエルの卵塊が産み付けられました。
滝池や沢の池で確認されています。
1週間ほどでこのワタアメのような卵塊からオタマジャクシが出てきます。
あじさい坂のヒメアジサイはまだ2割程度の色づき具合です。
天候や気温によるところが大きいので確定的なことは言えませんが、6月20〜末日にかけてが一番の見ごろとなりそうです。