大雨の一日となりました。
森林植物園へと続く道路が降雨により、安全確保の為に通行止めになっので本日は午後から臨時休園とさせていただきました。
雨風強く、外に出るとすぐにずぶ濡れになりますが、植物達は元気に咲いていました。
少し変わったアジサイの仲間「ヤハズアジサイ」
花はあまり見応えがあるとは言えませんが、葉っぱが特徴的な形をしています。
名前の元になっている「矢筈(ヤハズ)」とは、矢の尾部の羽根がついてるところのことをいいます。
車の若葉マークの形ですね。
あじさい園で見られます。
「バイカアマチャ」も可愛い花をつけています。
「アマチャ(甘茶)」はアジサイ属、「バイカアマチャ(梅花甘茶)」はバイカアマチャ属で同じような名前で同じアジサイ科の植物ですが、違う属となります。
ややこしいですね。
ただ、花をみてみると全然違います。
バイカアマチャ属はバイカアマチャのみの一属一種で構成されています。
あじさい園でアマチャと並んで植えられています。見比べてみてください。
園内のアジサイたちもピークは過ぎたとはいえ、まだまだ美しく咲いています。
「スズランノキ」も可愛らしい花を咲かせています。
秋の紅葉も魅力的ですが、花も落ち着いた感じで趣があります。
長谷池では「ハンゲショウ」が見られます。
漢字では「半夏生」と書きます。半夏生は季節を表す言葉で、夏至から11日目にあたる日のことだそうです。
そのころに咲くことからこの名前がつけられたという説があります。
また、葉の半分が白く見えることから「半化粧」とも書きます。読みは同じです。
半分白いので「片白草(カタシロクサ)」とも呼ばれます。
天津の森などでは「クチナシ」が開花しています。
良い香りのする花です。
ジンチョウゲ・キンモクセイと並び三大香木と言われたりします。
posted by 森林植物園スタッフ at 17:47|
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