
ツツジ科カルミア属の常緑低木で、5〜6月に咲きます。
これはカルミアのつぼみです。
あなたは何にみえますか?
つぼみの形がお星さまのようにも、甘〜いお菓子のこんぺいとうのようにも見えますね〜



こんなかわいいカルミアが持つ面白い仕組みをご紹介します。

カルミアのおしべの先(やく)は花弁のくぼみに収まっています。(@)そこへ蜜を求めて虫などがやってくると、この雄しべがびゅん!っと飛び出して(A)、直接虫などのからだに花粉をくっつけます。
カルミアは虫たちに効率的に花粉を運んでもらうすごい仕組みを持った植物なのです

となりで咲く西洋シャクナゲ(ツツジ科)も見頃を迎えていますよ。
カルミアと西洋シャクナゲの場所はこちら↓

カルミアは、北アメリカ区の入口とシアトルの森へ向かう園路でみることができます。
西洋シャクナゲは、北アメリカ区にあります。シアトルの森には、西洋シャクナゲの一種であるダイセキナンがあります。
5月の森を彩る、ツツジ科の花たちをどうぞお楽しみください。
(さとう)