昨日は、森林植物園の大人気の自然観察講座 第11回植物なぜなぜ入門(冬編)を開催しました♪
テーマは、「
冬芽のふしぎ発見」


ふだんはなかなか見られない高い梢の先にある冬芽たちを約40種じっくり観察しました。

ルーペを使って、みなさん夢中!
冬芽ってなんだろう?
冬の間、休眠状態にある芽のことです。枝先にある小さい卵のような冬芽のなかには、葉やつぼみがていねいに折りたたまれて入っています。春に活動を開始するために準備されたものが冬芽なんですね。

これは、コクサギ(ミカン科)の冬芽です。
冬芽を守るためのうろこのようなものを
芽鱗(がりん)といいます。
コクサギは、紫色の芽鱗とその縁の白色ノツートンカラーがとってもオシャレ!ほれぼれしてしまう美しさです♪

ザイフリボク(バラ科)の芽鱗の縁からは、白毛が出ています。大切なところは毛で守ります。

続いて、ネジキ(ツツジ科)です。
赤い三角帽子をかぶった こびと みたいにかわいい冬芽です。
紅色のツヤツヤの芽鱗の下をじっくり見てみましょう。こびとの顔に見える肌色の部分が 葉痕(ようこん)です。
冬芽観察で一番のお楽しみともいえますのが、この
葉痕(ようこん)!冬芽の近くには葉が落ちた痕があり、そこには模様のようなものがあります。
これは葉と枝に栄養分を送る細い管(維管束)の痕跡で、維管束痕(いかんそくこん)と呼ばれます。単に葉痕ともいいます。いろいろなタイプがあって、それぞれがユニークなどうぶつなどの顔のように見えて楽しいですよ。
たとえば、、

クサギ(クマツヅラ科)の葉痕はハート型♡
にっこりスマイルの口のようにみえるのが維管束痕です。

シナウリノキ(ミズキ科:旧ウリノキ科)の葉痕は、冬芽を取り囲むO型。
冬芽と一緒に枝の観察もしてみましょう♪

くの字 をえがくようにくねくね曲がって枝を伸ばしています。

シナウリノキと同じように、くの字のように枝をのばすこちらの枝はなんでしょう?
みなさん、だれもが目にしたことのある木の枝です。

答えは ケヤキ(ニレ科)です。
参加者のみなさんも「へ〜!わかりませんでした!」とおどろきの声♪
福本講師からのたくさんの気づきの質問に、みなさんたくさんの発見を楽しんでいました〜!

講座で紹介した冬芽たちは、展示館1階、売店前に展示しています。
みなさまもぜひお気に入りの冬芽を見つけてみてくださいね。

先に紹介した、コクサギ、ネジキ、ザイフリボクは
三大美芽と呼ばれる美しい冬芽です。
ビデオコーナー前に展示しています。合わせてご覧ください♪
(さとう)
posted by 森林植物園スタッフ at 13:46
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