2018年04月29日

下を向いて歩こう!! Vol.3

ゴールデンウィークに突入しましたね!
森林植物園は「つつじ・しゃくなげ散策期間」開催中のため、無休で開園しております。
是非美しく咲くツツジ・シャクナゲたちに会いに来てください!!

園内はすっかり春景色で、数々の花々が咲き誇っています。




本日は園内を歩いていると「ハルゼミ」の鳴き声が聞こえてきました。

セミと言えば夏といったイメージがありますが、ハルゼミは名前の通り春に成虫が出現します。

松林を中心に生息しているこのセミは、声こそ聞こえますが、小さく、黒色をしており、しかも高い枝に止まっていることが多いため見つけるのは意外と難しいです。

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写真は標本です。

都心部ではみられないセミなので、森林植物園に来た際はその鳴き声を楽しんでください。






さて、園内の足元で見られる植物をご紹介します。


これは「カキドオシ」という植物です。

カキドオシ (3).jpg カキドオシ (2).jpg
  
園内の色々なところで見られます。

垣根も越えていくほどよく伸びることからこの名前がついたそうです。

本当に余談ですが、自宅にカキドオシ茶があります。おいしいです。



次は「ムラサキサギゴケ」です。ただ単に「サギゴケ」とも呼ばれます。

サギゴケ (3).jpg  サギゴケ (4).jpg

園内随所で見られます。

鳥のサギに似ているためにこの名がつけられたようですが、どうでしょう?似ているでしょうか?




次の紫の花は「キランソウ」です。

キランソウ(ジゴクノカマノフタ) (3).jpg キランソウ(ジゴクノカマノフタ) (4).jpg


別名を「ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)」と言います。
こちらも園内の色々なところで見られます。

なんとも怖そうな名前ですが、地面にへばりつくように生える姿や、薬ととして利用され「地獄の釜にフタをしてしまうほど病気がよく治る」というようなことから名づけられたようです。

ただ、薬としての効用は民間療法の域を出ないようです。




ゴールデンウィーク後半はあまり天気が優れない予報ですね。
予報が外れ、良い天気になったらいいなーと思います。
posted by 森林植物園スタッフ at 18:19| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月26日

下を向いて歩こう!! Vol.2

ツツジ・シャクナゲは美しく、どんどん開花していっています。

天津の森ではハンカチノキが開花しています。
ツツジ・シャクナゲ園にもありますが、背が高いので花を観察するなら天津の森がオススメです。

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園路沿いなどでみられる植物第2弾


駐車場の植え込みでみつけました。

「オランダミミナグサ」です。
名前の通りヨーロッパ原産です。

s-オランダミミナグサ.jpg  s-オランダミミナグサ (2).jpg


こちらは「コハコベ」
オランダミミナグサとよく似ていますが、花びらの先端が裂けていません。
どこでもよく見られます。


s-コハコベ.jpg  s-コハコベ2.jpg
 


「カラスノエンドウ」もよく見られます。
標準和名はヤハズエンドウですが、カラスノエンドウも聞きなれた名前です。
サヤエンドウのような可愛らしい実をつけます。
この実は草笛にして遊べるそうです。

古代オリエント地方などでは農耕作物として栽培されていたようです。

s-カラスノエンドウ (2).jpg  s-カラスノエンドウ.jpg


「スズメノエンドウ」もカラスノエンドウの近くに生えていました。
カラスノエンドウより小さいのでスズメの名を冠せられたようです。

小さい花で写真に撮るのが少し難しいです。


s-スズメノエンドウ (2).jpg  s-スズメノエンドウ (3).jpg


カンサイタンポポとセイヨウタンポポも見られます。
カンサイタンポポは少しセイヨウタンポポに押され気味な気がします。
あまりみつけられませんでした。

s-カンサイタンポポ (3).jpg  s-カンサイタンポポ (4).jpg


外側の総苞(そうほう)と呼ばれている部分がまっすぐひっついているのがカンサイタンポポ



s-セイヨウタンポポ.jpg  s-セイヨウタンポポ (2).jpg


総苞が反り返っているのがセイヨウタンポポです。



両者が交雑して生まれた中間のようなタンポポもあり、見分けるのが難しい株もあります。



ロックガーデンでもクマガイソウやヒラギソウ、シライトソウなどが開花しています。
ご来園の際は是非足を運んでみてください。


毎週金曜日に更新される「森からのたより」で見頃の植物をチェックしてみてくださいね。



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カワセミくんも来てます
可愛いですね。
posted by 森林植物園スタッフ at 17:44| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月21日

森の売店 みちくさテラス”PERCH”オープンしました!

長谷池のほとりにある森の売店が
本日、リニューアルオープン!!

当園の森のカフェ&雑貨 ル・ピックと同じく弓削牧場が経営する森の売店です。

その名も、

みちくさテラス PERCH(パーチ)

“止まり木”という意味で、池のほとりでひとやすみ。
景色をゆったりと眺めながらほっこりしたひと時を。

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軽食・デザートを中心としたメニューで
神戸の老舗フロインドリーブの食パンと弓削牧場のコラボメニューを販売します。

こちらはカマンベールトースト。

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そして、ル・ピックでおなじみの弓削牧場特製のミルクソフトが長谷池でも食べられるようになりました!

営業時間は
4月〜11月土日祝のみ、10時〜15時の開店しております。
(あじさい散策やもみじ散策期間中は平日・月木金も営業)

ウッドデッキとスロープを新設、どなたでもご利用いただける施設となりました。
売店営業日以外は休憩所としてもご利用いただけますので
気軽にお立ち寄りください。



本日は新緑のまぶしい園内で、リニューアル記念行事を行いました。

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県立神戸特別支援学校の生徒さんにもお越しいただき、スロープの渡り初めを行い、
あたたかな日差しと拍手の中で行えました。

みなさまに愛される売店・休憩所として
新しくなった森の売店をどうぞよろしくお願いいたします。


posted by 森林植物園スタッフ at 16:38| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月20日

下を向いて歩こう!!

すっかり春の陽気となりました。

明日、21日からは「新緑つつじ・しゃくなげ散策」が始まります。
今年はシャクナゲの開花が早く、すでに見ごろを迎えているものもあります。

「森の売店」がリニューアルし、リニューアルオープンのイベントもあります。
詳しくはホームページをご覧ください。

来ていただいた方に先着50名でソフトクリームのプレゼントもありますので皆様ぜひお越しくださいね。



ツツジ・シャクナゲなど、目立つ花に目をとられがちですが、実は何気なく歩いている園路の淵にも可愛らしい花がたくさん咲いています。



まずは「ヒメオドリコソウ」
園内の様々な場所に生えています。
花がまるで踊り子が踊っているように見えますね。

s-ヒメオドリコソウ (3).jpg  s-ヒメオドリコソウ (2).jpg


s-ヒメオドリコソウ(斑入り) (2).jpg  s-ヒメオドリコソウ(斑入り) (3).jpg


かなり珍しい斑入りのものも見つけました。




次は「ホトケノザ」

パッと見はヒメオドリコソウとそっくりです。

s-ホトケノザ.jpg  s-ホトケノザ (2).jpg  


春の七草に「ホトケノザ」とありますが、これは本種のことではありません。
春の七草と言われるのは「コオニタビラコ」です。

ホトケノザは食べられませんのでご注意ください。




「ノヂシャ」もたくさん生えています。
チシャ(レタス)とは近縁ではありません。

s-ノヂシャ (5).jpg  s-ノヂシャ (2).jpg

s-ノヂシャ (4).jpg  s-ノヂシャ.jpg

しかし、食べられます。
ヨーロッパでは若葉をサラダなどにして食べるそうです。
可愛らしい花ですね。



「キュウリグサ」もよく見られます。

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葉を揉むとキュウリのような香りがします。
別名は「タビラコ」ですが春の七草の「コオニタビラコ」とは関係ありません。





今日の写真の草たちは駐車場から展示館までの50mくらいの間で見られます。

ぜひ、木々たちだけでなく足元も少し気にしながら歩いてみてくださいね。

まだまだ園内にはたくさんの草が生えているので徐々にご紹介していこうと思います。
posted by 森林植物園スタッフ at 18:01| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月18日

可愛い新芽

週末は暖かくなりそうですね。
朝晩はひんやりしていても、日中は優しい日差しと暖かさにほっとしますね。

春になって葉が出はじめるこのころ、
日に日に影が多くなり、こんなにたくさんの木が園内にあったのか!?と。

冬は木の葉がなくなり、一気に園内が明るくなりますが、
春は芽吹きとともに、一気に影ができて暗く感じてしまいます。

しかし、新芽を見るととってもわくわくしますね。
小さな葉っぱでも、形状は同じなのです。

みずみずしくて、美味しそうで、
新芽はいわば木の葉のあかちゃん。

これから立派に展開するのかと思うとわくわくしますね。


さて、これは?

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きれいに並んでおられます。


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こちらは、長谷池でおなじみのラクウショウ。

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近づいてみてみると、新芽をしっかり見ることができます。


ラクウショウの足元で白い花のミツガシワも咲いていますので
あわせてごらんくださいませ。


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なかなか遠く見えませんが、
意外と繊細なお花を咲かせるミツガシワです。

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posted by 森林植物園スタッフ at 14:38| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月12日

春のロックガーデン

4月も半ばに突入し、サクラもそろそろ終わりに向かっています。


ロックガーデンで見られる顔ぶれも少しずつ変わってきました。



変わった花を咲かせているのはユキモチソウです。


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まん中の部分が白い雪のような色で、オモチのような形をしていることから「雪餅草」と名付けられています。
他にも同じ仲間の「ウラシマソウ」や「ヒトヨシテンナンショウ」も開花直近です。



まとまって咲いているのはトキワイカリソウです。

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花の形が船の錨(イカリ)に似ていることから「錨草」と呼ばれます。



釣鐘のような可愛らしい花を咲かせているのはバイモです。


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アミガサユリの別名もあります。
編み笠に形がよく似ていますね。


シラネアオイも一輪だけ開花しています。


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白根山で発見されたことからこの名前を付けられたそうです。
アオイとつきますが、キンポウゲ科の植物です。


オオバナノエンレイソウも凛々しく咲いています。

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エンレイソウよりも花が大きく、こちらは白色です。



カンアオイの仲間のパンダカンアオイも咲きました。

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中国原産で大きな花を咲かせるカンアオイです。
色合いがパンダに似ていることから名付けらたそうです。


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展示館前には苗圃で育てた植物たちも彩りを添えてくれています。
こちらも併せてお楽しみください。
posted by 森林植物園スタッフ at 19:00| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月09日

三寒四温な日々

暖かくなったかと思いきや寒くなったり、気温変化の激しい今日この頃です。

今年は花粉の飛散も多いようで。

皆さま、体調を崩さないようにご注意ください。



森林植物園では早くもアズマシャクナゲが開花しています。

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シャクナゲ園の奥側、ロックガーデンから上にあがったところで多く見られます。




天津の森ではハナモモ、モモが開花しています。


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ハナモモ

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モモ



同じような時期に咲く「サクラ・ウメ・モモ」の花の見分け方はご存知でしょうか?

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おおまかな見分け方ですので、当てはまらないこともありますが、見分けるときの参考にしてみてください。



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ウグイス


春を感じさせてくれるウグイスの声もところどころで聞こえてきます。
うまく鳴けない若鳥が鳴き方の練習をしている声も微笑ましいです。



これからも春の花々が次々と咲いていきます。
日々華やかになっていく植物園をお楽しみくださいね。
posted by 森林植物園スタッフ at 12:06| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月03日

赤い花々

園内で作業をしていると汗ばむくらいの陽気となりました。

本日はピンク〜赤色の花を咲かせる植物をご紹介します。

まずは、春と言えばサクラですね。
街中よりも標高の高い森林植物園ではサクラが見頃を迎えています。

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マメザクラとヤエベニシダレ

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ソメイヨシノとエドヒガンザクラ

s-180402 (17)カンヒザクラ.jpg  s-180402 シダレザクラ共演.jpg

カンヒザクラとシダレザクラ


いずれも「さくら園」で見られます。
散ってしまう前に是非ご覧ください。



ロックガーデンは

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カタクリとトキワイカリソウが見られます。
ロックガーデンでは他にも様々な春の草花をご覧いただけます。


ツツジ・シャクナゲ園では

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アカヤシオとハヤトミツバツツジが見られます。

ツツジ・シャクナゲ園では、今年は少し早く咲き始めているシャクナゲやツツジも楽しめます。
もう咲き始めたなんて!!と職員一同驚いています。



長谷池の周辺ではハナノキの花が見られます。

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離れて見ると赤い花が木を覆うように咲いていて美しいです。


ピンクや赤の花々の愛らしい姿を見て癒されてくださいね。
posted by 森林植物園スタッフ at 17:16| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月30日

黄色の花たち

暖かい日が続き、園内の色々なところで春の花々が咲いています。

本日は春の黄色い花を紹介したいと思います。

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これはメインの園路を長谷池に向かっていくと、途中で見られるチョウセンレンギョウです。


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その近くにあるのがトサミズキです。
土佐(とさ)と名前にあるように四国地方の原産です。

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園内の各所でみられるクロモジです。
木材が薫り高く、爪楊枝の材料として有名です。


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天津の森にあるシナレンギョウです。
中国原産です。


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サンシュユも天津の森で見られます。


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フサアカシアはブリスベーンの森で見られます。



春はミツバチなどの昆虫が黄色を好むことから、黄色い花が多い季節です。
園内で黄色い花を見て明るい気分になってくださいね。
posted by 森林植物園スタッフ at 19:09| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月23日

いけそうじ

本日は滝池の清掃を行いました。


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展示館の向かいにある池をご存知でしょうか?
滝があるので「滝池」と呼んでいます。


見た感じはあまり生き物の気配を感じない池ですが、カエルやアカハライモリ、カスミサンショウウオ、ヤゴなどの生き物が意外にたくさん住んでいます。

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ニホンアカガエルの卵も衣装ケース3個分も取れました。


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今年は冬場が寒くて池に氷が張っている時期が長かったので、見つかった生き物は例年より少なめでした。


生き物たちは池に水を入れて、水の具合が落ち着いた頃に再び池に戻されます。


春〜初夏頃にはモリアオガエルの卵塊も見られます。
森林植物園にお立ち寄りの際には是非チェックしてみてください。
posted by 森林植物園スタッフ at 17:48| 本日の森林植物園 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする